正しい漢方薬の活用と漢方薬の知識

漢方薬

漢方薬は古代中国の時代から脈々と続いてる医学のひとつです、昨今では現代医学の中にも漢方の考えが浸透し西洋医学と東洋医学の融合した医療が確立されしつつあります。

漢方薬の特徴は医食同源と言われるように薬と食が密接につながってるところにあり、漢方薬自体に栄養があるケースもおおく滋養強壮剤などによって衰えつつある体力をカバーする効果も期待できます。

当サイトは漢方薬による効果と西洋医学との違いについて解説しています、また病気の症状によりどのような漢方薬が適しているのかについても解説しています。

漢方薬はカラダに優しいとよく言われますがカラダに優しい反面、漢方薬には劇的な効果が感じにくいという面も特徴といえます。

これは症状が改善されないというワケではなく改善までにゆっくりと時間をかけていくのが漢方薬の特徴のひとつであり、劇的な効果は同時にカラダへの負担もおおく弱ったカラダを更に弱めることにもつながります。

漢方薬ではカラダを弱めるのではなく少しずつ体調を整えていく、それが結果として完治につながるという方向を目指しているのが漢方薬といえるかもしれません。

漢方薬の知識

もちろん漢方薬にも即効性の高い処方もありますが専門的な知識が必要であること、高価な原材料が必要なケースがほとんどであり知識のない一般人の場合、市販品を購入するしか方法がありません。

また知識があっても資格をもっていない人間が処方することは薬事法で禁止されており入手手段は限られているのが現状です。

漢方薬の特徴のひとつに常備薬として摂取することができる副作用が低い点があげられます、西洋医学の薬との違いがわかりやすいのが副作用に有無です、眠気や倦怠感など病院から処方される薬には副作用としてこれらが含まれるケースもおおく、漢方薬で同じ効果を得られる処方だと眠気も倦怠感もない処方を作ることが可能です。

低血圧症、高血圧症にも漢方薬は古くから効果が高く日頃、摂取する野菜などを漢方薬に処方することで改善されてという報告は数多くあります、余談ですが当サイトの管理人は子供の頃は低血圧気味で心配した祖母が朝鮮ニンジンの漢方薬を毎朝、毎晩飲ませてくれた事で改善された経験があります。

漢方薬の正しい知識、漢方薬の歴史

漢方薬は、「自然界にある植物や鉱物などのうち、薬効を持つ」部分を一定の法則のもと、原則として複数組み合わせて作られた薬です。

何千年という長い年月をかけておこなわれた治療の経験によって、どの生薬を組み合わせるとどんな効果が得られるか、また有害な事象がないかなどが確かめられ、漢方処方として体系化されました。

漢方薬は原則として2種類以上の生薬を、決められた分量で組み合わせて作られたものです。

漢方医学に基づいて、用いる条件も細かく定められており、治療効果のある医薬品として正式に認められています。

また、サプリメントは栄養補助食品という名前のとおり、あくまでも食品の一つです同じく健康食品も同様です。

漢方薬の歴史

漢方薬と民間薬、サプリメントの違い

日本の伝統医学である漢方医学の理論に基づき、自然の生薬の組み合わせによってできている医薬品。主に医療現場で使われている。

日本での漢方薬の役割

「漢方」という呼び名は、江戸時代に入ってきた「オランダ医学=蘭方」に対してつけられた日本独自の呼び方です。

オランダから伝わった西洋医学をオランダ(阿蘭陀)の蘭をとって「蘭方」と呼ぶようになったため、それまでに日本で定着していた医学を「漢方(漢王朝の”漢”に由来)」と呼んで区別するようになったのです。

診療の方法も日本独自

漢方の診察では、舌や脈、おなかを診ます。実はこのおなかを診る「腹診」は、日本で考え出された独自の診察法です※。

また、漢方薬を処方する際に目安にするのが、その人の体質です。

その体質を判断する“ものさし”の一つに「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがあります。

この「気・血・水」という考え方も日本独自で、鎖国のまっただ中だった江戸時代に生まれたものです。

※西洋医学にも「腹診」という方法があります。同じようにおなかを診ますがその方法、目的などが異なります。

日本では医師が西洋薬と漢方薬を一緒に処方できます

2015年2月現在、148処方の漢方薬が健康保険で使えるようになっています。

健康保険が使えることになったことで、より漢方薬が身近になり、病医院で漢方薬を処方するケースが増えてきました。

西洋薬と漢方薬が一緒に処方されることにより、幅広い治療が可能になります。

漢方薬の種類

漢方薬の種類について

  • 生薬とはこういうもの
  • 桃仁(とうにん)
  • 葛根(かっこん)
  • 芍薬(しゃくやく)
  • 牡蠣(ほれい)

植物の葉・花・つぼみ・茎・枝・根、また菌類、鉱物や昆虫など、長い経験の中で効きめがあるとされた物質を、利用しやすく、保存や運搬にも便利な形に加工したものを「生薬」といいます。
それを混合して使用する治療薬が漢方薬です。
漢方薬の特徴は生薬の複合効果にあるのです。

植物といっても、花や果実、種、根、茎、樹皮、葉など、草木によって用いる部分が異なります。

例えば、桃の種を用いた「桃仁(とうにん)」や、葛の根の部分を用いた「葛根(かっこん)」、あの大きくきれいな花を咲かせる芍薬の根の部分を用いた「芍薬(しゃくやく)」などがあります。他にも、「茯苓(ぶくりょう):サルノコシカケ科のマツホド」のように、キノコ類も生薬になっています。

植物性生薬以外では、鉱物では、硫酸カルシウムである「石膏(せっこう)」などがあり、動物に由来するものとしては「牡蛎(ぼれい)」というカキの貝がらなどが生薬として用いられています。

漢方薬の副作用

体に優しいとされる漢方薬にも副作用があります。

漢方薬は生薬を原料にしているため、「副作用がなくて安心」と思っている方も多いでしょう。

しかし漢方薬も薬なので、副作用はあります。場合によってはアレルギー反応を起こすこともあります。

まれに重大な副作用やアレルギー反応が出ることもあるので、おかしいなと思ったときは、すぐに医療機関に相談するようにしましょう。

代表的な例として下記のような症状は漢方薬を服用することで起こりえる副作用です。

  • 肝臓、腎臓の障害
    漢方薬による副作用の報告がおおいのが肝臓、腎臓にかんする副作用、原因は漢方薬に含まれる植物などが体質にあわない、弱っている内蔵に対して刺激が強かったことで起きやすい。
  • 血小板減少
    糖尿病患者が漢方薬を服用すると起きやすい、貧血症の人で女性の場合、生理中の出血が多い場合に漢方薬を服用すると血小板減少するケースが報告されています。
  • 皮膚炎、湿疹
    調合した漢方薬に含まれている植物に対するアレルギーによって起きる皮膚炎や湿疹などの症状、特に年少者に出やすく刺激が強い漢方薬の場合、吐き気や倦怠感などの症状もおきやすい

医療機関で処方される漢方薬ではなくインターネットを通じて個人で購入した漢方薬の場合、服用する側が漢方に対する知識が浅いことで重大な副作用を引き起こすデメリットが高まります。

漢方薬の成分のおおくは自然植物を乾燥、調合させるので調合には専門家と患者によって病状に対する話あいが大事であり処方する漢方薬も症状にあわせて変更されてていくのが正解です。

漢方薬の副作用

漢方薬は保険が適用されるか?

漢方薬にはたくさんの種類がありますが、主要な148処方には健康保険が適用されます。

これらは「医療用漢方製剤」といわれ、厚生労働省から認可を うけた医療用医薬品となります。

そのため、病院や医院でこれらの漢方薬を処方してもらうときは、原則1~3割の患者負担ですみます(負担の割合は年齢や健康保険の種類によって異なります)。

ただし、病院や医院によっては健康保険を使わない自由診療で漢方薬を処方しているところがあります。

その場合は健康保険がきかないので、全額、患者負担となります。薬局で処方せんなしで購入する場合も同様です。
(2015年2月現在)

「漢方薬は高い」というイメージがありますが、決してそうとは限りません。ケースによっては同じ病気でも西洋薬より薬代がリーズナブルなこともあります。

例えば風邪の場合、西洋薬なら熱を下げる解熱薬、咳を止める鎮咳薬、痰をきる去痰薬、細菌の増殖を抑える抗菌薬、これらの薬で胃が荒れないようにする胃薬・・・と、数種類の薬を使うことがあります。

これに対し、漢方ではこうした作用を1剤で補える場合があり、そういう場合であれば薬代は少なくてすむのです。